住宅ローンとは
コンビニでジュースや食料品などを購入する際に基本的に現金一括払いになります。
住宅を取得するためにはたくさんのお金が必要になり、これを蓄えるためには20年、30年という長い期間が必要になります。そこで、お金を借りて先に家や土地を購入し、毎月の給料などで長期間にわたり返済していくという「住宅ローン」が使われるようになったのです。このようにローンは、借りたお金を少しずつ返済していくものですから、長期的かつ計画的な生活設計を立てるうえで役立つことになります。
住宅ローンには固定金利、変動金利及びミックス金利があります。
変動金利について
変動金利は、短期プライムレートに従って利率が変わっていくタイプの金利です。
メリット:同時期の固定金利より利率が安いので、月々の支払額が少なく済みます。
デメリット:将来的に金融危機やインフレ、デフレなどの影響で金利が大幅上昇する可能性があります。
固定金利について
固定金利とは、お借入時に約束した利率を完済迄に変更せず、利息額を計算する種類の金利です。
メリット:
世の中の経済情勢等に関わらず、常に一定の利率が適用されるので、金利上昇局面では借主側が有利になります。
最後まで金利が変わらないため、月々の住宅ローンの支払いが固定され、ライフプランを立てやすいです。
将来にいくら金利が上昇してもダメージを受けることがありません。
デメリット:
同時期の変動金利より高いので、月々の支払額が多くなります。
返済期日まで利率の変更はできない契約となっているため、世の中の金利が下がっても、そのままの利率で最後までご返済する必要があります。