米電気自動車(EV)大手テスラは、約13万5千台のリコール(無料の回収・修理)を実施すると当局に届け出た。同社のリコールとして過去最大規模。指で触れて操作する画面の不具合で、後方確認用カメラの映像が表示されなくなるなど、安全上の懸念がある。米CNNなどが2日報じた。
対象は2012~18年製のセダン「モデルS」と、16~18年製のスポーツタイプ多目的車(SUV)「モデルX」。米道路交通安全局(NHTSA)が21年1月に15万8千台のリコールを要請していた。テスラはリコールについて、あくまで自主的な取り組みと主張しているという。
リコールは3月30日から始める予定。米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は、リコールに伴う費用が2億ドル(約210億円)から2億5千万ドルに上るとのアナリストの見方を伝えた。
私が今乗っているテスラモデルSは2017年式であり、リコールの対象に該当します。
実はリコールの記事が出る前に私のテスラは若干おかしいと思った点がいくつがありました。
しかし、そこまで運転に影響が出たわけでもなく、普段ほとんどの時間はもう一台の車を使ってるので、テスラに関して週1~2回しか乗っていません。
リコールの報道を見なければ、そのまま放置していたかもしれません。
不具合の症状に関して
1.テスラはほとんど真ん中にある17インチディスプレイで操作するので、私は週1~2日しか使わないのに、何回も運転中に急にディスプレイが真っ黒になり、パソコンが勝手に再起動します。
再起動することにより、エアコンが効かなくなり、音楽再生なども止まります。一回目は下り坂で信号待ちだったので、すごく焦りましたが、幸いにアクセルやブレーキが使えたので、無事に運転ができて、何分後にディスプレイの再起動も完了し、復活しました。
2.ディスプレイに黄色い線みたいな枠ができて、正直にいうとそこまで細かい人ではないので、別に気にしていなかったというか。友人が助手席に座った際に教えてくれました。
3.オートパイロットがエラー表示になりました。←ここが大事、オートパイロットをなれると意外に楽なので、使えなくなるのがつらいので、これで初めてテスラに連絡しました。
4.通信不能になり、地図ナビすら使えなくなりました。
運転中に自動再起動
黄色枠及び通信不能、地図ナビ使えない
オートパイロットカメラ利用不可
再起動、電源オフ、初期化してもエラーが消えない
修理入庫後にオーナーアプリに終了時間の目安が出ます。
テスラの対応について
1月27日にテスラのアプリで修理の予約をして、最短2月17日しか空きがなく、2月17日に予約しました。
1月30日にテスラ東雲サービスセンターより連絡を頂き、遠隔で確認したところでハードウェアの異常を確認していないので、ご自身で以下の点検をしてくださいと言われました。
①手動でパソコンを再起動してください。
②①を試しても症状が改善しないなら、車両電源をオフにしてください。
③①及び②を試しても改善しない場合は、地図のお気に入りや設定などすべてリセットされますが、車両を初期設定にリセットしてください。
①及び②について、特に何回もしたので、それでも症状が改善しなかったため、翌日の2月1日に初期化リセットしました。
すべてのテスラ車に通信機能が内蔵されているため、だからサービスセンターの方は遠隔で車両の状況などを確認できます。
しかし、初期化してから通信機能が復帰しません。ずっと圏外のままになりました。ここで困ったのが地図すら使えなくなったというか、地図の表示自体がなくなりました。
私は会社と家の間なら、何とか道を覚えていますが、すごく方向音痴なので、ナビが使わないとどこも行けません。
慌ててテスラサービスへ連絡したら、初期化したら暫く経つと通信が繋がる可能性があって、通信回復後にまず、アメリカの地図が表示され、GPSで日本だと認識すれば、日本の地図になるので、少しお待ちください。との回答があり、待つことにしました。
が、2時間3時間を経っても通信の回復にならず、再度サービスセンターへ連絡すると、サービスセンター側からも私のテスラへアクセスできない状態だと分かったので、ほかの予約キャンセルもあり、急遽2月4日に修理入庫する約束をしました。
いったい原因は何なのか、修理完了後に再度記事にて報告させて頂きます。
Teslaの車両には、4年間の保証が付帯されています。リコール対象車両をお持ちのお客様は走行距離や年数に関わらず、無償で修理を受けることができます。
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